ケトジェニックダイエットの水分摂取量はどのくらい?水不足に要注意!

こんにちは、ライターの恵里です。
産後の体型変化にとまどいながら気づかないふりをして数年…
このままではダメだ!と思い、人生初のダイエットに挑戦して見事-5㎏に成功しました。
今回はそんな私が書きました。
「食べて痩せるダイエット」としても注目されているケトジェニック。
ダイエットの天敵とも言える空腹をさけられるなら、こんないいことないですよね?
でも、ちょっと待ってください!
ケトジェニックでは、糖質を極端にカットして、タンパク質や脂質を積極的にとることはよく知られています。
ですが、どれくらいの水分量が必要か知っていますか?
今日は、ケトジェニックダイエットで必要な水分量についてお話していきます。
ケトジェニックダイエットではどれくらい水分をとればいいのかわからない。
なんでケトジェニックダイエットでは水分が大事なのか知りたい!
といった疑問を解決できることはもちろん、
ちまたで言われている「ケトジェニックダイエットは体から水分だけが抜けて全然痩せる効果がない」
といったうわさについても、なぜそんなことが言われているのか考えていきたいと思います。
あなたの一日の水分量、それで本当に合っていますか?
もしかしたら、正しい量がとれていないせいで、ダイエットがなかなかうまくいっていないのかもしれません。
このまま正しい量をとらずにいると、体が水不足になり、健康に害をもたらす可能性もありますよ。
ここで一度、水分についての大切さを理解していただくことで、
順調ではなかったダイエットがうまくいくようになったり、 さらに健康体になったり、 もっと美しい体が手に入るようになります。
理想の自分になるために、さらなるダイエット成功の道へ突き進みましょう!
この記事の目次
ケトジェニックダイエットは水分摂取が大事
多くのダイエッターたちに非常に注目されている「ケトジェニック」。
従来からあるダイエットの方法、糖質制限の中のひとつで、医師も推奨しているほど。
正しく行えば健康になるし、栄養不足になることも、筋肉の減少もおさえることができます。
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正しく行う中に、水分の大切さも含まれていることを、改めてお話しますね。
ダイエットに限らず、普段の生活の中で、水分補給の大切さはよく言われています。
しかし、ケトジェニックダイエット中では普段よりも水分の必要性が高まります。
より意識をして水分を補給することが大切になるのです。
飲んでいい水分は何?
・炭酸水(甘くないもの)
・ハーブティー(砂糖は入れない)
・コーヒー(ブラック)
・無調整豆乳
※カフェインの摂りすぎはよくないので、コーヒーは1日2~3杯までにしましょう。
飲んではいけない水分は何?
・清涼飲料水
・野菜ジュース
・果物ジュース
なぜケトジェニック中では意識的に水分が必要になるの?
ケトジェニックを始めると、まず体内の水分が抜けます。
これは、糖質をカットするために起こる、体内のしくみによるものです。
普段、ブドウ糖をエネルギー源としていた体から糖質をゼロにすることで、
エネルギー源が脂質に変わり、さらに体内の中性脂肪を分解して得られるケトン体をエネルギーにするようになります。
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私たちの体内にある糖質(グルコース)1gに対して、約3gの水分が含まれています。
ケトジェニックを始めると、この水分を含んだ糖質が体内に無くなるので、まず体内の水分が抜けると言われているのです。
このとき、体内からかなりの量の水分が抜けていることを忘れないでください。
意識的に水分をとっていないと、体内の水不足におちいります。
だから、ケトジェニック中は、普段よりも多くの水分をとるように意識する必要があるんです。
ケトジェニックダイエットは水分が抜けるだけって本当?
ケトジェニックは水分が抜けるだけのダイエットだといううわさがあるようです。
なぜこのように言われているかというと、
確かに、ケトジェニックダイエットを始めると、体内の糖分が水分とともに抜けます。
そこから脂肪をエネルギー源とするケトーシス状態になるまでに、2週間ほどかかると言われています。
この2週間がツライため、ケトーシス状態になる前の糖と水分だけが抜けた状態であきらめてしまう人が多いようです。
そのため、ケトジェニックダイエットは水分が抜けるだけのダイエットだと思われてしまっているのでしょう。
水不足による体への影響
脱水症状になる
水分をしっかりとっていないと、脱水症状になります。
脱水症状になると、
・立ちくらみ
・食欲がなくなる
・やる気がなくなる(脱力感)
・意識障害
・血圧低下
・頻脈
などの症状があらわれます。
さらに、コルチゾルという筋肉の分解を促進するホルモンが多く分泌されてしまいます。
筋肉が減ってしまうと、美しい体とはかけ離れた、貧弱な体になってしまいます。
便秘になる
ケトジェニック中は食物繊維量が減ってしまうので、便秘になりがちだと言われていますが、
水不足により、さらに便がかたくなり、便秘のリスクが上がります。代謝が下がる
私たちの体は、常に代謝をくり返しながら体内の水分を出したり、取り込んだりしています。
代謝が行われることで、体の中の不要なものを排除したり、体の中を清潔にしたりしています。
それがうまく行われなくなることで、血液がドロドロになってしまい、体脂肪の分解もうまくできなくなってしまいます。
体臭がきつくなる
ケトン体が生成されたあとは、ケトン体が血液から全身に送りこまれ、体外へ出されます。
このとき、ケトン体の濃度が上がり、ケトーシスの状態になります。
ケトーシス状態のとき、体が酸性に傾き、体臭がきつくなることがあるのです。
ケトジェニックダイエットに必要な水分摂取量
ケトジェニックダイエットに必要な水分摂取量は、2ℓを目安にするといいでしょう。
厚生労働省によると、一日1.2ℓの飲み水が必要だと示しています。
ケトジェニックダイエット中は、この量では全然足りません。
この理由は、「なぜケトジェニック中では意識的に水分が必要になるの?」でもお話したとおり、
体内から糖質(グルコース)を無くしていくのがケトジェニックです。
糖質1gに対して約3gの水分を含んでいます。
体内に蓄えられている糖質は、200g~300gといわれているので、その3倍の600g~900gの水分が体内から無くなっていることになります。
厚生労働省が示している1.2ℓに、ケトジェニックによって失われている600g~900gを上乗せすると、最低でも1.8ℓは必要だと言えます。
しかし、厚労省は普段の食事から約1ℓの水分が摂取できると考えているため、
糖質を制限しているケトジェニック中の食事から得られる水分量には誤差が生じると考えます。
このことから、ケトジェニック中には一日2ℓの水分が必要だと言えます。
体にとりこむ水分は、冷えたものより常温、もしくは温かいものの方が、体を冷やさず、代謝にもいいのでおすすめです。
覚えておいて!水不足のサイン
次にあげるような症状が体に起きたら、水不足のサインです。
・尿の色が濃い
・ツンとした酸っぱい体臭
このようなサインが表れたら、意識的に水分をとるようにしましょう。
サインが表れないよう、普段から2ℓの水をとるように意識することが大切です。
まとめ
ケトジェニックダイエットは水分摂取が大事
ケトジェニックダイエット中は普段よりも水分の必要性が高まり、意識的に水分をとるようにしなければならない。
飲んでいいもの:炭酸水(甘くないもの)、ハーブティー(砂糖は入れない)、コーヒー(ブラック)、無調整豆乳
ただし、コーヒーは1日2~3杯までにしておく。
飲んでダメなもの:清涼飲料水、野菜ジュース、果物ジュース
なぜケトジェニック中では意識的に水分が必要になるの?
ケトジェニックを始めると、水分を含んだ糖質が体内に無くなるので、かなりの量の水分が抜けてしまう。
そのため、意識的に水分をとっていないと、体内の水不足になる。
水不足による体への影響
水不足は、健康に多大なる悪影響をおよぼす。
・脱水症状になる
・便秘になる
・代謝が下がる
・体臭がきつくなる
ケトジェニックダイエットに必要な水分摂取量
ずばり、2ℓが必要。
水分を含んだ糖質が体内から無くなるため、普段よりも多くの水分を摂取しなければならない。
常温や温かいものがおすすめ。
覚えておいて!水不足のサイン
このサインが体に表れたら要注意!
・普段より血圧が高い
・尿の色が濃い
・ツンとした酸っぱい体臭
食事管理に目を向けがちなケトジェニックダイエットですが、水分にも意識を向けないと危険なんです。
私たちの体の約60%が水分です。
その水分量を減らすことなく、キレイなものと入れかえながら、健康的にダイエットを行いましょう。
一日2ℓは、意識しないとなかなかとることは難しいかもしれませんが、慣れてしまえば毎日の習慣となって当たり前になっていくものです。
キレイで健康的な体づくりをして、毎日をもっと楽しく過ごしましょう!
水分をしっかりとって、こちらの食材を食べれば安心!↓