ケトジェニックと糖質制限の違いって何?ダイエットは正しい知識から!

こんにちは。ライターの恵里です。
産後の体型の変化にとまどいながらも気づかないふりをして数年…
このままではダメだ!と思い、人生初のダイエットに挑戦して、
見事-5㎏のダイエットに成功することができました。
今回の記事はそんな私が書いています。
ダイエット方法って本当にいっぱいありますよね~。
数あるダイエット方法として、ここ最近注目をあびている「ケトジェニック」。
糖質制限ダイエットと同じじゃないの?と思っている方や、
違いがはっきりしなくてよくわからない!と思っている方がけっこういるようです。
今回は、そんなケトジェニックと糖質制限の違いについて、徹底解説していきます。
もしかしたら、あなたがやっているダイエットは、
あなたが思っているダイエット方法ではないかも!?
なんてことがあるかもしれません。
間違ったダイエット方法をやってしまっているがために、
なかなか成功しない…
なんてこともありますよ~。
これを読めば、
・ケトジェニックと糖質制限ダイエットにどんな違いがあるのか
・ケトジェニックと糖質制限ダイエットについての正しい知識
正しい知識が手に入れば、迷わず、正しいダイエットができます。
正しいダイエットができれば、ダイエットは成功するんです。まずはここで、ケトジェニックと糖質制限についての正しい知識を手に入れましょう。
ケトジェニックとは
医師推奨の糖質制限ダイエット
ケトジェニックとは、米やパンといった糖質を制限して、肉などの脂質をエネルギー源にするというダイエット方法です。
「カロリーはまったく関係ない、食べるダイエット」なんて言われることもあります。
なので、ケトジェニックは糖質制限の1種だと言えます。
しかも、このケトジェニックダイエットは、医師推奨の糖質制限ダイエットなのです。
食事制限をしながら、体の中の脂肪も使い、ケトン体を体内に回してダイエットをしていく方法です。
「ケトジェニック=ケトン体生成の」という意味があります。
ケトン体って何?
普段の私たちは、ブドウ糖をエネルギーにして生活しています。
しかし、私たちの身体はそれをケトン体に代えることができるんです。
ブドウ糖:糖質が分解されたもの
ケトン体:糖質が体に入ってこなくなった場合、肝臓で脂肪酸から合成されるもの
※脂肪酸:食べた脂質や体にある中性脂肪が分解されたもの
エネルギー源をケトン体に代えるには
では、エネルギー源をケトン体に代えるには、どうすればいいのか?ということをお話していきます。
ケトジェニックは、医師推奨の糖質制限ダイエットということで、しっかりした食事のルールがあります。
1日の摂取カロリーのうち、糖質の割合をわずか5%未満で抑えるダイエット方法と定義されています。
かなり厳しいですよね~。
私達が食べる物のうち、50〜60%が炭水化物(糖質)といわれているんですから、
それを1/10にまで抑えなきゃいけないんです。
その代わりに、
タンパク質をしっかりとることで、エネルギー源をケトン体に代えることができるんです。
ただ、ケトジェニックダイエットにも、タンパク質を量をそこまで増やさず、脂質の量を増やす
といったものもあるので、ご自分に合った方法を選ばれるのがいいと思います。
タンパク質、つまりお肉などをしっかりとるケトジェニックの方が筋肉が落ちないので、
より健康的で、キレイなボディを手に入れられるかと思います。
どのケトジェニックでもポイントとなるのは、
体内への糖質の供給がストップされ、ブドウ糖がない状態でのみ、ケトン体が作られるという点です。そのため、断食、あるいは糖質制限することが必要になります。
そうすることで、糖質→ブドウ糖エネルギーシステムではなく、
脂肪酸→ケトン体エネルギーシステムに体質を変えることができるんです。
体脂肪を分解していってダイエットしよう
というのがケトジェニックダイエットのねらいだと言えます。
ケトジェニックについてもっと知りたい方はこちら↓
糖質制限とは
糖質制限とは、その名のとおり、糖質の摂取量を減らして制限することです。
1日の糖質量を〇g以下にするといういたってシンプルなダイエット方法です。
誰でも手軽にはじめられるダイエットということで、一気に広まったダイエット方法ではないでしょうか。
なぜ糖質制限がダイエットにいいのか?
私たちの体の中では、
①糖質
②脂質
③タンパク質
そのため、糖質がなくならない限り、脂質=体脂肪はいつまでたっても消費されないのです。
糖質を制限することで、エネルギー源が脂質へと代わり、痩せやすい体になっていきます。
実際私も、白米→玄米、白い食パン→全粒粉パンに変えたり、夕ご飯はお米を食べない、
といった糖質制限をしたところ、1か月で5㎏は痩せました。
なので、糖質制限だけでも、痩せる体は手に入ります。
ただ、もっと引き締まった美しい筋肉をかね備えた体を手に入れるには、
タンパク質をしっかり摂るケトジェニックをやる必要があるな~と思います。
ケトジェニックと糖質制限の違い
ケトジェニックと糖質制限の違いは、はっきり言うと、エネルギー源が何かということにつきます。
糖質制限では、あくまでもある程度の糖質は摂取していますから、エネルギー源=糖質です。
それに対し、ケトジェニックは、摂取する糖質を極端にカットするので、エネルギー源=脂質となります。
また、糖質制限は糖質をけずることに焦点を置きますが、
ケトジェニックは、タンパク質をしっかり摂ることを重視します。
糖質をカットするだけでは、筋肉などのタンパク質が減っていって、
タンパク質不足におちいってしまうことがあります。
ケトジェニックは、タンパク質をしっかり摂るので、その心配がありません。
ちなみに、タンパク質不足になると…
基礎代謝が落ちてしまったり、肌や髪にうるおいがなくなり、かさかさになってしまいます。
私が糖質制限をしているとき、まさにこうなりました(泣)
ケトジェニックと糖質制限の違いを比べてみた
一般的に言われる糖質制限の糖質摂取量は、1日70~130gです。
対して、ケトジェニックは、「総摂取カロリーの10%以下」と言われています。
男女ともに、1日あたり60g以下が理想となります。
この数字からも、ケトジェニックと糖質制限は、糖質の摂り方に大きな違いがあることがわかります。
また、体の中にある、エネルギーとしてすぐに使えるブドウ糖は、約半日分といわれています。
それに対して、エネルギーとして蓄えられている体脂肪は、40~70日分といわれています。
糖質をエネルギー源とする場合、
常に糖質の補給をしないと、エネルギー不足になってしまうということです。
しかし、体脂肪を分解して、ケトン体をエネルギーに使うことができる体になれば、
その蓄えられている体脂肪を有効活用できることになる、というわけです。
まとめ
ケトジェニックとは
米やパンといった糖質を極端に制限して、肉などの脂質をエネルギー源にするダイエットです。
医師推奨の糖質制限ダイエットでもあります。
「ケトジェニック」=「ケトン体生成の」という意味で、体の中のケトン体回路を回してダイエットをする方法です。
エネルギー源をケトン体に代えるには、糖質を抑える代わりにタンパク質をしっかり摂ることが大事です。
糖質制限とは
1日の糖質量を〇g以下にするという、糖質摂取量を減らす、シンプルなダイエット方法です。
糖質を制限することで、エネルギー源が脂質へと代わり、痩せやすい体になっていきます。
ケトジェニックと糖質制限の違い
糖質制限でのエネルギー源=糖質ですが、ケトジェニックでのエネルギー源=脂質です。
また、糖質制限は糖質をけずることに焦点を置きますが、
ケトジェニックは、タンパク質をしっかり摂ることを重視します。
ケトジェニックと糖質制限の違いを比べてみた
糖質制限の糖質摂取量は、1日70~130g、
ケトジェニックの糖質摂取量は、1日60g以下です。
糖質をエネルギー源とする場合、常に糖質の補給をしないとエネルギー不足になってしまいますが、
体脂肪を分解して、ケトン体をエネルギーに使うことができる体になれば、
体内の体脂肪を有効活用できるようになります。
ケトジェニックと糖質制限の違いについては以上となります。
いうなれば、ケトジェニックは、糖質制限という大きなくくりの中のひとつであり、
糖質制限だけでは不足しがちな栄養分を、タンパク質に置きかえたダイエットです。
私のように、糖質制限だけで体重を落とすと、タンパク質不足で肌や髪が乾燥したり、
筋肉量が落ちて、基礎代謝が落ちてしまうおそれがあります。
ダイエットして理想の体をゲットするには、ケトジェニックをおすすめします。
ケトジェニックと糖質制限を正しく理解できたところで、
理想の自分になる準備は整えられましたか?
あとは、実践するだけです!