ケトジェニックダイエット中に有酸素運動をすると効果マシマシ??

ライターのこめまるです!!
自身もケトジェニックダイエット中でお米が食べたいだけの欲望に忠実な人間です!
でもまだお米我慢してますよ!
ケトジェニックダイエットの最大の魅力は食べて痩せる、という点ですが…
それならケトジェニックダイエット中に有酸素運動すればもっと手っとり早く痩せるのでは?!
ダイエットですぐに結果を求めたがるのは私だけではないはず!!
楽して痩せたい!それにさっさと痩せたい!!
そんな強欲なダイエッターの方への答えがここで見つかるかもしれません!
ケトジェニックダイエットとアスリート
ケトジェニックダイエットと有酸素運動のどちらも行うとよりダイエット効果は出やすいのでしょうか?
答えはYESS!! KETO!!!!
先に答えを言ってしまうと、効果激増の倍増です!!
これはもう運動するしかないですね!食べ物も話も、美味しいものに眼がありません。ではどんな運動がなぜ効果的なのでしょうか?
ケトジェニック生活を送りながら有酸素運動を行った例があったので紹介します。
ケース1:体重、体脂肪の減少、タイムの短縮
2018年の研究によると、低炭水化物高脂肪のケトン食を食べてマラソンの訓練を行ったアスリートと高炭水化物食を食べて同じ訓練を行ったアスリートの体組成を比較すると、ケトン食を食べたアスリートでは-5.9kgだったのに対し、高炭水化物を食べたアスリートでは-0.8kgでした。
更に体脂肪に関しても前者は-5.2%でしたが、後者は-0.7%と大きく異なっていたという結果が出たそうです。
ケース2:脂質代謝量が2.3倍
習慣的に高炭水化物食を取っているアスリートと、低炭水化物食を取っているアスリートが180分のトライアスロン訓練を行った後に代謝反応を測定すると、低炭水化物食をとっているアスリートの方が脂質代謝量が2.3倍と高かったという研究結果もありました。
つまり、低炭水化物食を取って訓練したアスリートの方がより脂肪を燃焼させたという結果になったのですね!!
ケトジェニックダイエット中の有酸素運動は体重減少や体脂肪率低下に効果的なんだ!
有酸素運動と脂肪
ケトジェニック中かどうかだけで体重や代謝がそんなに違うなら運動するしかないですね!
でもなぜここまでの違いが出たのでしょうか?
大きく分けて2つの理由がありました。
まず、ケトーシスの状態にあることで、ケトン体と脂肪酸の2種類の物質がエネルギーとして使われることが理由の一つです。
そして、もうひとつ大きな理由としてマラソンのような有酸素運動は脂肪酸をエネルギーとして消費することができるという点が挙げられました。
有酸素運動は遅筋と呼ばれる筋肉を使う運動で、この遅筋にはミトコンドリアが多く存在しています。
このミトコンドリアが脂肪酸をエネルギーとして消費してくれるありがたい存在なのです!!
ケトーシスの状態が脂肪酸を燃焼させやすい環境を作り、さらに脂肪酸の燃焼に適した有酸素運動を行うことでよりダイエット効果を期待することができたという訳ですね!
↓ケトーシスの詳しい説明はこちら
ケトジェニック中における有酸素運動の注意点
これで有酸素運動に対してやる気が出てきたわけですが、おいしい話には裏がある、と田舎の祖母に言われて育ちました。
注意すべきことがあるのではないでしょうか??
ケトジェニックダイエット開始直後によくみられる症状として、ケトフルと呼ばれる状態があります。
このケトフルとは、脱力感やめまい、不眠症や頭痛、悪寒など人によって様々な状態を呈します。
たちくらみながらマラソンなんてできませんよね?!
このケトフルを避けて有酸素運動を行うためにはどうしたら良いのでしょうか?
まずはケトーシス状態が作る脱水症状を防ぐために水分摂取をしっかりと行いましょう。
この時にミネラルもしっかり摂る必要があります。
ナトリウムやカリウムと言ったミネラル成分も摂取できるよう、ケトフルの場合は塩分を少し足したり、普段からアボカドのようなミネラルが多く含まれる食材を摂るよう心掛けておきましょう。
そして十分な睡眠も取っておくようにしてください。
ケトフル状態の副作用として、疲労感や脱力感も挙げられます。
これは十分な睡眠を取ることである程度改善できるため、有酸素運動を行う際は前日にしっかりと睡眠を取って臨みましょう。
有酸素運動をしない理由をケトフルのせいにしないように!!
↓ケトフルや副作用の詳しい説明はこちら
まとめ
ケトジェニックとアスリート
ケトン食を取っているアスリートとそうでないアスリートでは体重や体脂肪率の減少と脂肪の代謝率に大きな違いがあり、ケトン食をとっているアスリートの方がより脂肪をエネルギーに変換しているようでした。
有酸素運動と脂肪
マラソンのような有酸素運動はミトコンドリアの存在する遅筋と呼ばれる筋肉を主に使い、さらに脂肪酸をエネルギーとして有効活用する環境にありました。
ただでさえ脂肪をエネルギーとして使う環境下にあるケトーシスの状態で有酸素運動を行い、もっともっとダメ押しに燃やす!!!これは運動がどれだけ苦手でも嫌いでもやらなきゃ損ですね!!!
ケトジェニック中における有酸素運動の注意点
ケトジェニック生活初期にはケトフルと呼ばれる脱力感やふらつき、悪寒、頭痛といった症状が出る場合があります。
このような症状が出ている場合は有酸素運動は避けるべきですが、ケトフル自体を予防、対処することはできます!
普段より多めに水分を摂取し、アボカドやナッツのようなミネラルを多く含む食材を取り入れるようにしてください。そして十分な睡眠も脱力感の対策として有効です。
これから暑くなってきてより脱水には気を付けたいですが、熱中症にも気をつけて運動してガンガン燃焼させていきましょう!
いろんな意味で燃えたぎってます!お互い頑張りましょう!!!
ケトジェニックダイエットについて詳しく知りたい方はこちら